説明



家は代々「狐憑き」と呼ばれる家系で、五条家と並ぶ権力と財力はあるが、五条家とは数十年前まで不仲だった。
家相伝の術式は幻影呪法・狐送りなど、要は相手を化かすことに長けているものの、戦闘力は普通。なのに五条家と並べたのは狐憑きという不可思議な力があるからで、狐憑きとの間に出来る子供は親の術式を完璧に近い状態で受け継ぐことなどから希少価値がある。

※生まれた時から五条家に嫁ぐことが決まっていたは子孫を残すためだけに、五条と愛のない結婚をするが実は幼少の頃から五条のことが嫌い。
※幼少(回想)高専学生(回想)現代を混ぜ込んでお話は進んでいきます。
※現代(結婚生活)では原作第一話より少し前からスタート。
※子作り前提の結婚なので性的描写の含む場面も多くあります。苦手な方や、嫌悪感を抱く方はご注意下さい。

▼注意書き▼

狐にまつわるお話を参考に原作には登場しない五条家の事も描きますが、私の脳内で想像した産物ですので原作の設定と少しでも違う話が苦手な方向けではないと思われます。
※このお話には脇キャラにオリジナルキャラも登場することがあります。
※高専の仲間との関係性や任務などは原作通りです。
※あくまで私好みに都合良く作られた創作なので何でも大丈夫という方向けです。

▼狐の嫁入りとは▼

お天気雨のこと。また、日が照っているのに小雨が降ること。日照り雨ともいいます。
※昔は晴れているのに雨が降るのは怪奇現象と捉えられていたようです。

▼伝説▼

狐にまつわる伝承には日中に行われる狐の嫁入り行列を人間に見られないように雨を降らせている。
どこか幻覚を見せられているような天気雨は狐の仕業と考えられていた。
他には人間の子供達にイジメられている狐を助けた男の前に、花嫁に化けた狐が現れ、恩返しのつもりでおもてなしをするという話もあります。