先日、我愛羅に言われた言葉を思い出し、一気に顔が赤くなる。
だから私は我愛羅の傍にいた。
ナルトに出会って、あの言葉を、オレは初めて理解する事が出来た
そんなはしたない事したら、我愛羅に嫌われるかも――!
人を好きになると、他人の痛みまでもが苦しいくらいに分かってしまうんだ
凄くシンプルな答えなのに、それを伝えるのは、どんな術を覚えるよりも難しい。
傍にいろって言ってくれたのは、ついこの前の事なのに……
我愛羅の背中を見てるだけなんて、もう嫌だから――
この想いは、彼女に残していく――