Rindo's diary

最後までいいとこどり

2015年5月26日



緊張で眠れない一夜を過ごした…わけじゃなく、ちょっとは寝たけど、朝、普通にスッキリとした感じで目が覚めた。驚いたのは兄貴が先に起きてたってことだ。しかも聞けばが起こしたわけじゃなく、自主的に起きて来たらしい。結婚式当日に地球が爆発するとかねえだろうなw
何かいつもと同じようでいて違うと感じるのはオレも緊張してるからかも。兄貴には何でオマエが?と笑われたけど、そりゃー新婦をエスコートする重要な任務だし緊張くらいするだろ。

きちんと時間に間に合うように早めに準備をして3人でホテルへ向かった。と兄貴は行きのタクシーん中でも手を繋いでホント仲がいい。ってかオレの前でイチャイチャすんなw
まあ名実ともに新婚だから仕方ねえけどさ。

会場についたらはドレスに着替えたりヘアメイクしてもらったりすんのに別室へ案内されていった。オレと兄貴もそれぞれ用意していたタキシード着て、髪も簡単にセットをしてもらう。白いタキシードを着た兄貴はどこの国の王子様だ?ってくらいカッコ良くてムカつくw
ちょっと褒めたら「兄ちゃんはいつでもカッコいいだろ」とどや顔されたし、半目になったわw
そういや兄貴今日誕生日じゃんってふと思い出した。「誕生日もおめでとう」って言ったら「"も"って何だ、もって」とぶつくさ言われたけど機嫌がいいからゲンコツはされなかったw

時間になってオレがのとこに行こうとした時、兄貴に泣くなよって言ったら「とか言ってる竜胆が絶対に泣く方に10万円」って、めでたい日に賭けをするな、賭けを。
そう思ってたら「結婚式に賭け事しないでちょうだい」って呆れ顔のママが登場。その瞬間、オレも兄貴も直立不動になんの笑ったw

ママはやっぱり綺麗でカッコいい。ちゃんと約束通り来てくれたのが嬉しかった。きっとは驚いて泣くだろうな。
オレ達の関係者がいると思ってたらしく、そこを聞かれたけど兄貴が上手く説明して回避。まさかあんな強面のヤツらを友人ですって紹介したところで、絶対バレそうだしな。

その後にオレはの元へ。ウエディングドレスを着たは本当に可愛くて、やっぱりドキドキしてしまった。結婚式って女の子が最高に綺麗になる瞬間かもしれねえな。

「竜ちゃんもタキシードすっごい似合ってる!カッコイイ!」

って誉めてくれるから、つい「兄貴なんか捨ててオレと結婚する?」と言ったら「そんなもったいないことしない」って即答w
兄貴は愛されてて、マジで羨ましい。

「兄貴をよろしくな」

って言った瞬間、ちょっとオレまでウルウルくんのはビビるw
晴れの舞台で灰谷家、全員がもし泣いちまったら絶対に誰にも言えない秘密になりそうw
その時「ではご入場下さい」と言われて、再び緊張マックスだし心臓が口から飛び出そうだと思ってたら、も同じだったらしい。でもオレが「行くぞ」って言ったら、いつもの笑顔を見せて頷いた。

思えば結婚までの26日間、日記をかけって言われたは、正直何でオレまでって思わないでもなかったけど、意外と楽しく続けられたと思う。灰谷家の一員として、ふたりのイベントに参加できたのは良かった。
今日で終わるのかと思うと、ちょっと寂しい気もするけど、明日からは未来に向かってふたりは日々を刻んでいくことになるんだろう。オレはその隣でずっと見守って行こうかな。

そして誓いの儀式はこれからだけど、最後の日記はこの言葉で締めくくろうと思う。

兄貴、。結婚おめでとう。


入籍、おめでとう

2015年5月25日



昼に目が覚めたら二人はすでに出かけた後だった。兄貴よく起きれたなと思いつつリビングに行くと、ダイニングテーブルの上に神々しいおにぎり様が!横には見覚えのあるスクランブルエッグw
絶対出汁味だろって思いながら、まずはシャワー入ってスッキリしてから、朝昼兼用ご飯を頂く。めちゃくちゃ美味しかった。ちゃんと味噌汁まであんの神かよ。今日の具は大根と油揚げ!大根の風味が出ててマジで美味いしおふくろの味って感じだ。きっとの母ちゃんの味なんだろうな。今度の母ちゃんの弁当買ってこようw

夕方から事務所に顔出すと、モッチーくんが寝癖とアイマスクつけたまま仮眠室から出て来たw
夕べは徹夜でカジノ見回って、スパイ的な敵対組織のヤツを排除してたらしい。鶴蝶も一緒に行って結構楽勝だったらしいけど、それでテンション上がった鶴蝶にトレーニングという名の殴り込みまで付き合わされて心身ともに疲れ果てたらしいw
分かる…分かるよ、モッチーくん!オレも鶴蝶と知り合った時、その洗礼受けてっからwww

でも「そろそろアイマスク外そうか。ゴツいヒゲヅラの五条悟にしか見えねえ」って言ったら「それすでに五条じゃねえじゃん」って冷静に突っ込まれたわw
仮眠室に全巻そろってんだけど、モッチーくんも地味に読んでんの草w

明日はオレも式に出るから早めに帰宅。と言っても夜の10時。兄貴とはすでに帰って来てて、夕飯は外で食べて来たらしい。そういや、もう籍は入れたんだよなと思い出して「結婚おめでとう」って言ったら、が嬉しそうに「ありがとう」って言ってくれたのに、兄貴は「オマエも早く可愛い奥さん見つけろよ」ってニヤニヤして言ってきた。いや、オレだってそうしたいからな?でも結婚したいって思うような子ってなかなかいないし!兄貴とみたいな関係に憧れるし、だから理想高すぎてる感が否めない。どっかにみたいに天然でほんわかしてて可愛い子、いねえかなー。
どうでもいいけど明日はオレ、泣いちゃそうだわw


やっぱ兄貴カッコいいわ

2015年5月24日



兄貴に付き合って夜通しオープン前の店を回って内装とかその他もろもろのチェック。まあオレ達が任される店だから仕方ねえけど、こういう作業って地味に面倒くさい。バカ相手に暴れてる方がはるかに楽だ。
兄貴は意外とマメな性格で、こういう仕事もきっちりこなす。口では「めんどくせえ」とか「だり~」なんてボヤいてるけど、チェックする目は厳しい。少しでもおかしなとこがあれば、すぐに内装を直させるし、余計に時間がかかってるw

どうにか徹夜して終わって事務所に行ったのに肝心のココがいなくて草w
仕方ねえから仮眠室で休んで待とうと思ったら、兄貴が秒で爆睡。まあ徹夜なんて兄貴は滅多にしないから疲れたんだろうな。なんて思ってたらオレも途中で記憶ねえから同じく寝落ちしたらしい。起きた時は隣に兄貴いなくて焦ったw

途中、事務所に人が集まり出した声や音で起きたらしい。鶴蝶とっつかまえてシッカリ証人のサインゲットしてた。後はココが来た時に必要書類を渡して終わり。やっと帰れると思ったら、兄貴が「ちょっと寄るとこある」と言って式を挙げるホテルに行った。何でもタキシードのサイズ直しが終わったらしい。試着した兄貴はどこのモデルだよってくらいカッコいいからビビったわw
まあでもサイズもピッタリで満足しながら帰宅。帰ったら帰ったで久しぶりに起きてると会ったもんだから、兄貴は早速マーキングしてるし笑う。
結婚式ギリギリで色んな心配事や作業が終わったし、オレもちょっとホっとした。
兄貴も同じ気分だったのか、はたまたを労う為か、夕飯は特上寿司をとってくれて、久しぶりに3人で乾杯。めちゃくちゃビールが美味かった!
明日から兄貴は休みだから、オレに回って来る仕事が増えそうだけど、まあ二人の為に頑張るかなー!



オレ達だって身内の幸せに喜ぶこともある

2015年5月23日



やった!遂に難攻不落と思われたの母ちゃんから結婚のお許しが!
何となく上手くいくとは思ってたけど、実際に目の前で和解したのを見たら感動がヤバかったw
ついて行って正解だったかも。ちょっと泣きそうになったら兄貴に笑われたけど、でも兄貴もちょっと目が潤んでんの草w

これまで兄貴と二人で好き放題やって生きて来たけど、こういうことで感動したり、喜べたりすんのって何かいいなって思ったわ。
二人にはマジで幸せになって欲しい。

夜は兄貴がやらなきゃいけない仕事があるってことでオレも手伝うことにした。
とりあえず事務所寄った時、三途や鶴蝶がいたからママのお許しが出たことを伝えると、案の定、鶴蝶は泣いたw
三途も素っ気ない顔をしてたけど、オレに背中を向けてニヤニヤしてたの、バッチリ窓に移ってんのウケるww
何だかんだは皆に可愛がられてる。こんな風に他人事でも喜んでくれる奴らがいるんだから、まだまだ人間捨てたもんじゃねーな。悪いこといっぱいしてんのに何か人間って不思議だなーとシミジミ思った夜だったw


兄貴がを大好きなの分かる

2015年5月22日


今日の母ちゃんのとこへ行った。まさか兄貴の口からあんな話が飛び出るとは思わない。兄貴の女遍歴はだいたい把握してるけど、まあ確かに褒められるようなことはしてなかったと思う。でもオレも似たようなもんだったし、特にそれで兄貴最低だとかは思ったこともない。男として理解できる部分は沢山あったしな。
けどと付き合いだして、兄貴が少しずつ変わっていったキッカケにそんな出来事があったのは知らなかった。の母ちゃん相手にぶっちゃけすぎじゃね?と思わないでもなかったけど、真剣に話してる兄貴を見て、ってやっぱすげー女だと思った。あの兄貴を変えられる女がいたなんて驚きだ。の母ちゃんはそのことについて何も言わなかったけど、オレはきちんと兄貴の気持ちは伝わったんじゃないかと思った。帰りがけ「また明日も来る気なのよね?」と、顏は何となく呆れてたけど、でも最初の印象よりも表情が優しく見えたからだ。兄貴は「認めてくれなかったらどうすっかなー」なんて心配そうにしてたけど、きっと大丈夫だとオレは思う。

そういやの様子がちょっとおかしい。オレと兄貴のことを変に勘ぐってるような、そんな感じだ。まあサプライズする方はいいけど、される方は何も分からないから少しでも普段と違う空気を感じると不安になるんだろうな。
兄貴はのことが大好きで大好きで仕方ねーんだから何も心配すんなって言ってやりたくなった。



理由はイケメン?

2015年5月21日




昨日兄貴が事務所に来た途端、拉致して尋問。不可解な行動の理由を聞けば、まさかの理由でちょっと驚いた。
でもそうだよなぁ。やっぱこのままって訳にもいかねーよな。

今朝も兄貴は少し寝坊してたけど、昼前にはきっちり起きてシャワー入ってた。その音でオレも目が覚めて、しばらくウダウダ考えてからリビングに行くと、上手そうなサンドイッチが作ってあった。しかも兄貴がしっかり食ってるからオレも食いながら、寝起きに考えてたことを提案してみた。
「一人より二人で説得すればいいんじゃね」ってことで、職業を無難な不動産屋にすることにして、今日はオレも兄貴と一緒に行くことになった。

の母ちゃんは初めて会ったけど、マジで美人さんだ。とても25歳の娘がいるようには見えない。前にが「よく一緒に買い物してたら姉妹に間違われる」って話してたけど、実際に会ったら納得した。仕事は目黒で弁当屋を経営してる女社長だ。だからが母ちゃんから唯一教わったという味噌汁は美味いんだよなー。本店の上が事務所になっていて、兄貴は昨日もそこへ来たらしい。話を聞けば結婚を決めた後からちょいちょい顔を出してたようだ。
「最初は会ってもくれなかった」って兄貴は苦笑してたけど、最近は中へ通してくれて雑談くらいは応じてくれるらしい。だから今日も手土産にオレ達が行きつけのスイーツ店でマカロン買って行ったら美味しい紅茶を出してくれた。

オレは初めて会うから緊張したけど、意外と優しい雰囲気の人で「アナタが弟の竜胆くん?」と驚かれた。まさか弟が一緒に来るとは思わなかったらしい。
「竜胆くんもの為に来てくれたの?」と聞かれたから、そこは正直に頷いた。は強がってるけど、本当は母親に兄貴との結婚を祝って欲しいと思ってる。そういうことも伝えると、の母ちゃんは「その話はお兄さんに何度も言われて耳にタコよ」と笑われた。

なかなかいい感じの空気になって、「じゃあ許してくれますか」と聞けば、何故かそこは渋い顔をする。理由を聞いてちょっとぶっ飛んだ。

「だって二人ともいい男すぎて……絶対モテるでしょ!」

どういうことだ?と兄貴を見れば、兄貴は前にも言われたことがあるのか、苦笑いを浮かべていた。
ちゃんと話を聞けば、の父親でもある元恋人だった男はかなりのイケメンでいい男だったらしい。仕事も上場企業に勤めていたモテ男。ただやはり浮気癖が酷かったようで、を妊娠したのをキッカケに婚約まではしたようだけど、その後もヌケヌケと女遊びを続けてたのを知って、母ちゃんの方から婚約破棄をしたみたいだ。その時の慰謝料で弁当屋を居抜きで買い取り、今の形にまで成長させたらしい。大した母ちゃんだ。っていうか強い。

「だからの結婚相手には地味でモテない男がいいと思ってたのに、蘭くんを紹介されて驚いちゃって」

の母ちゃんはそう言って笑ってるけど、え、じゃあ職業とかじゃなく、反対の理由って兄貴がいい男すぎるから?!絶対浮気すると思われてんの草。
でも想像してたよりも兄貴との母ちゃんは険悪じゃなかった。憎まれ口を叩かれても兄貴はスマートにそれを交わしてるし。でもそれはそれで「そういうとこよ、蘭くん!何か慣れてる感じでいや!」と言われてんのは笑ったwww(兄貴には笑ってねーでフォローしろって殴られたけど!)
まあ…でもそこまで心配することねえかもなぁ。近い将来、いい流れになりそうな気がした。




なんか怖い

2015年5月20日



昼に起きたらはもちろんだけど兄貴までいなくてビビった。あの寝坊常習犯の兄貴が、何よりベッド大好きの兄貴がオレより早起き(しかも午前中!)するとか、まさかの天変地異か?!
何かあったのかとケータイ確認しても特に重要な連絡は来てなかった。三途からメッセージが来てたから一瞬焦ったけど、内容は『今日の合コン、何時から?』で草w
となると、組織関連のことじゃなく、別のことで兄貴は出かけたってことになる。気になったからすぐに電話してみたけど直で留守電になって更にビビった。これまで兄貴のケータイが直留守になったことは殆どない。電源切れてたーってのが過去に一回あったくらいで、それからは切れたら不便だからマメに充電するようになったし充電器も持ち歩いてるから切れるはずがない。ということは故意に切ってるってことだ。

怖い。いつもと違うことをされると妙に怖い。
一瞬、にメッセージ送って聞こうかとも思ったけど、もし兄貴の動向をさえも知らなかったら余計な心配をかけることになると思ってやめておいた。
まあ、帰って来たら聞けばいいか。どうせ夕方になれば事務所に顔出すだろ。


奥さん欲しいわ

2015年5月19日




目が覚めたら普通に二日酔いで一気に水を3杯飲んだw
兄貴とはすでに出かけた後で、ちょっと寂しい。静かなリビングに一人でいると、この部屋こんな広かったっけって思う。でも二人が結婚したらこれが毎日続くんだよなあと思ったら、やけに感傷が襲って来る。まあ隣の新居に続くドア開けたらすぐ会えるけど、こういうのって気分の問題だ。
ホントは新居に使う予定の部屋は当初違う目的だった。まあリフォームしてた時は兄貴とがまだ恋人でもない頃だったし、オレとしてはDJブース置いたり、兄貴は寝る為だけの部屋にするっつって防音壁にして結構拘って注文したのに、まさか二人の新居になるとはオレも思わない。まあ二人が隣に引っ越せば、今の兄貴の部屋はオレの自由に使っていいってことだから、そこに色々音楽関係のものを置いてもいいか。

そうか、二人が引っ越せば兄貴に気兼ねすることなく、友達呼んで大騒ぎすることも出来るし、適当に女を連れ込んだりも出来るじゃんw
今まではやっぱ兄貴がキレるから、あんま友達呼べなかったけど、これからは自由じゃん、オレ!
そう思うと寂しさも吹っ飛ぶ気がしたけど、でも最終的には寂しくなるんだろうなってことも分かってる。
そろそろ本気で彼女を探さないとなー。いや、そこふっ飛ばして奥さん欲しいかもw
兄貴と見てると、マジでオレも結婚したくなるのマジ困るわ。
やっぱ三途と合コン第二弾でも開催すっかなー?って考えてたら、鶴蝶からメッセージ。

"今夜飲み会。夜7時に渋谷のMに来られたし"

果たし状?って思うような文面に思わず吹いたけど、どうやら飲みのお誘いらしい。どうせ兄貴とは帰って来たらイチャイチャしてんだろうから、邪魔者は飲みに出るとしよう。





味噌汁とおにぎりに愛を感じる

2015年5月18日



今日は何もしてません。ずっと寝てました。起きたら夕方で兄貴よりも寝てしまいました。
欠伸連発しながらリビング行ったら、神々しいおにぎりが!
しっかりオレの好きな味噌汁まで作ってあって感動。のこういうとこ、ほんと好きだわ。
それから兄貴と一度事務所に顔を出して、三途にあれこれ報告(ほぼ愚痴w)して、居残り組に土産を渡した。

三途が「…何だ、これ。かっぱえびせん明太子味?」って顔をしかめて「手抜きじゃねーか」って怒り出した。
でも結局美味かったらしくて「もっとねーのか」ってこっそり訊いて来たのウケるw
マイキーには福岡の恋人って、どっかで聞いたことのあるネーミングの甘いお菓子をチョイス。
中身はやっぱり本家そっくりのクッキーで挟んであるのは苺チョコレートだったらしいけど、なかなか喜んでくれた。

一度帰って家でのんびり酒でも飲むかーってなったけど、兄貴はを迎えに行くから、それまで飲まないとか言うし、意外とそこだけは真面目だからすげーなっていつも思う。
は職場の皆から結婚祝いしてもらうらしい。何だかんだ長いこと頑張って来てたから愛されてんだな。
10時くらいにお開きになるようで、メッセージ届いた瞬間、兄貴がいそいそ迎えに行くの可愛いかよw
まあ夕べはが寝てたし、まともに会ったわけじゃねえから実際には4日ぶりに会うわけだし気持ちは分かるけど。
きっと帰って来たらも入れて飲むことになるから、酒の準備でもして待つとするか!



終わったー!

2015年5月17日


今日は昼前に目覚めて鶴蝶とホテルのレストランで朝飯食ってたらからメッセージ。

"火の粉が飛んでたらごめんね(m´・ω・`)m "

何のこと?と思ってたら、昼過ぎ起きて来た兄貴に事情を聞かされた。たく、どんな夢見てんだよ、はw
とりあえず早起きしといて良かった!もしその場にいたら、兄貴はから事情聞く前に絶対オレ殴ってたヤツw

午後は幹部会ならぬ乱闘大会的な暴動に発展…
福岡支部は八坂に任せるって言ったら、白浜のバカがキレやがったw
白浜派VS八坂派みたいになって、オレと兄貴は面倒くさ~と言いあってたら、そのうち鶴蝶がキレて、最後にとばっちりで殴られたモッチーまでキレたw
結果、どっち派とか関係なく全員ボッコボコwww

まあ落ち着いた時に八坂が上ってことで決着ついて、暴動起こした白浜は処分となった。ご愁傷様。
ったく下らないことで出張ってきたけど、まあ久しぶりの福岡は楽しめたかなー。
でも早く帰っての作った味噌汁が飲みたいと思った。
に何か土産でも買ってこう。どうせ兄貴は明太子強請られただろうから、オレは別のもんでもと探してたら、の好きなハッピーターンの明太子味あったw
絶対コレ喜ぶやつだから買ってってやるか!


話し合い終了

2015年5月16日


今日は八坂と話し合い。全員一致で福岡はコイツに任せることになった。でも明日の幹部会でまーたモメんだろうなあ…めんどくせえ。
夜は博多で飯食って、その後にクラブで飲み。遊んでるようで意外とこういう場を持つのが大事なのは、酒が入るとソイツの本性が見えて来るからだ。
八坂はどんだけ酒を飲んでもブレなかったし、まあ合格。昨日のヤツより、しっかりしてるし、やっぱ歳が上下とか関係ないかも。歳だけ食ってて中身ガキのオッサンはゴロゴロいるしなー。そう言えば途中、なんでか兄貴が三途と電話でガキのケンカしてたw
聞けばの店に三途が行ったらしく、送る送らないで兄貴がキレかかってたけど、そこは一応信頼関係ってやつで丸く収まったようだ。

ぶっちゃけオレ達がそばにいない時はも一人で行動することが多いし、兄貴が心配すんのは分かる。公にしてなくても、どこで婚約者の存在が敵対組織に目をつけられるかヒヤヒヤしてるしな。前にモッチーが出張でいなかった時にアイツの彼女を迎えに行かされたこともあるし、仲間同士でそーいう気遣いってのが大事な時もある。オレ達が狙われんのは仕方ねえけど、やっぱ一般人で平和に暮らしてるみたいな子を危険な目に合わせたくはない。だったら最初からつき合わなきゃいい話なんだけど…こればっかは難しいよなぁ。兄貴も色々考えることあんだろうな。未だにの母ちゃんからは許してもらえねーみたいだし。
でも兄貴がその辺、何か考えてるっぽいしオレは心配してねえけどな。きっと何とかしてくれるはず。
つーか結婚式まであと10日?はや!



中州最高

2015年5月15日




急に出張決まって福岡まで飛んだ。福岡支部の幹部同士のいさかいでオレら呼ばれるとか面倒すぎる。とりあえず幹部の一人白浜って男と穏便に話すため夜の繁華街へ。モッチーくんが気に入ってる中州の高級キャバクラ行って、白浜の気分を沈めようと思ったら逆に熱く語り始めて、最後には「オレは引きませんから」ってキレて帰ってしまった。でも面倒だし放置。その後はただの飲み会と化した。可愛いキャストの子を隣に呼んでモッチーくんもデレデレ。鶴蝶はムスっとしてたけど、お酒勧められたら少しは機嫌が戻ったらしい。兄貴は兄貴で途中抜けていなくなってたけど、どうせに電話してたんだろーな。戻って来たら兄貴は「何やってんの、オマエら」って呆れ顔だったw
兄貴は帰ったけど、その後は3人でキャバ嬢とアフター。寿司屋からカラオケ店まで梯子して、朝方近くにホテルに戻った。明日はもう一人の幹部、八坂ってやつと話し合い。八坂の方が歳は若いし、コイツを説得してみるかってモッチーくんが言ってた。面倒だから鉄拳制裁でいいと思うけど。寝る前にケータイチェックしたらからメッセージが届いてた。

『蘭ちゃん女の子口説いてない?(・´з`・)』

って何でオレに聞くw
兄貴の話じゃキャバ来たのも許してくれたって話だったけど、も少しは心配みたいだ。心配しなくても兄貴はどんだけ可愛い子が隣に来ても見向きもしなかった上に「オレ、もうすぐ結婚すんだよ」って幸せ自慢までしてたから安心しろ。そう返信してからベッドに入った。あの兄貴がアフター付き合わずに先に一人で帰るとか、昔なら考えられなかったよなぁ。なんてシミジミ思ってたら羨ましくなった。彼女が欲しいとかより、そんな風に大切だと思える相手が欲しい。それくらい誰かを好きになりたいと思った夜だった。


の魅力

2015年5月14日



仕事終わったと思ったら兄貴が消えてんだけどw
ぜってー迎えに行ったし、一言声かけろよ。オレも行くのに。
兄貴に置いていかれたから仕方なくタクシー拾おうと思ったら、前に飲み屋で知り合った女の子に声かけられた。暇だって言うから一緒に飯食いに行って、酒も入って来ると、だんだん意識がソッチに持って行かれて、ホテルでも誘ってみようかって気持ちになってくる。特にタイプじゃねーんだけど、オレって欲求不満か?

でも会話中、やたらと兄貴の話を聞かれるし何かと思えば、兄貴目当ての子だったっていうオチがついた。「兄貴、今月結婚すんだわ」って教えてやったら、その女の子ショック受けて、「蘭くんが選ぶくらいだから凄く綺麗で完璧な人なんでしょ?」って聞かれたけど、思わず吹いたw

は完璧からは程遠いし、ドジでどっちかと言えば落ち着きねーし、よくコケるし壊すし、小さい子がそのまま大きくなったのかってくらい素直だ。それに意外と度胸はある。最初は兄貴に遠慮がちだったらしいけど。
付き合う前に何度か食事に行ったり飲みに行くようになったら、オレもその場に呼ばれて一緒に飲むようになった。そのうち蘭さんから蘭ちゃんに変わり、竜胆さんから竜ちゃんに変わって、兄貴のこと三つ編み王子とか言い出すし、ランリン兄弟って一括りにされるしで、普通なら失礼な女だと思うとこなのに何でかだと、それを許してしまうオレがいた。きっと兄貴もそうだったと思う。オレ達が反社だと知っててそれなんだから笑うしかない。

鶴蝶やモッチーに会わせてもは一貫してた。三途だってそうだ。今じゃあの三途とも仲良くしてんだから笑う。物怖じしないで自然に接してくれるのがのいいところで可愛いところでもある。オレ達の周りにはいないタイプだった。は別にすげー綺麗で完璧でもない。でもそこがの魅力だし、目の肥えた兄貴を本気にさせるんだから凄い女だと思う。
相手が兄貴じゃなきゃオレも本気出してたかもなぁ。
オレも兄貴と同じ美容室に行っておけば良かったわw


オレも旅行行きてえ

2015年5月13日




昨日はマジで夜まで寝てた。
起きた頃に兄貴とがすげー量のお土産抱えて帰って来て、夕飯前に何か信玄餅と山梨ワイン飲むとか、これ何の拷問だと思ったわw
まあマジで美味かったけど!
二人は疲れてたのか、ワイン空けたらすぐ眠くなったみたいで、順番に風呂入って仲良くベッドへ。
まあ邪魔者は一人で酒でも飲むかって思ったけど、夕べ(朝?)の疲れが残ってたのかオレも眠くなってすぐ寝たw

おかげで今日は朝から目が覚めたし、仕事に行くを見送ってオレも珍しく朝から事務所に顔出した。
(兄貴は爆睡してたから放置)
誰もいないかと思ったらココが徹夜で仕事してたっぽい。
げっそりしながら事務所の仮眠室で横になってたけど、夕方すぎ、兄貴が事務所に土産持ってきたら何故か信玄餅に食いついてたw
やっぱ人間、疲れてると甘いもん欲しくなんのかな。
マイキーは通常運転でペロっと10個は食ってたけど。「信玄大人気♡」ってにメッセージ送ったら、こんな「(∩´∀`)∩」バンザイポーズの絵文字が届いた。可愛いかよw

あーオレもプライベートで旅行に行きたい。
もちろん可愛い彼女と。
前にも言ったけど、どっかに落ちてねえかなー。


武ザップ?

2015年5月12日




夕べは夜中ずっとイチャイチャしてる二人に耐え切れず、こっそり飲みに出かけた。
鶴蝶誘ったら珍しく体調崩してて断られ、次にココを誘ったら、大きな取引きがあるからって断られた。まあ資金集めはココの仕事だから文句も言えねえし、どうすっかなーと考えて三途に声をかけた。でもマイキーが例のアレで調子悪いらしくて「無理」と一言。相変わらず素っ気ないヤツ。いよいよ暇で仕方なくモッチーくんに電話した。飲む時は気を遣いたくねーからあんま先輩誘いたくはないけど、暇よりマシ。これが地獄の始まりだった…

モッチーくんはすでに飲んでた。しかも武臣さんに捕まってたらしい。「いいとこにかけてきた!」と言われ、オレもその飲み会に参加させられた。

実のところ武臣さんはちょっと苦手だ。酒が入るとあの人は自分の自慢話しかしねー痛いとこがあっから、ちょっとめんどい先輩だ。
案の定、二人が飲んでた姉ちゃんのいるクラブに行けば、早速始まった昔話…モッチーはオレが来るまで散々聞かされてたようで目が死んだ魚の目みたいになってんの草生えた。

「オレが黒龍の時は~」

なんて、いったい何年前の話してんだか。今は21世紀で2015年だし!黒龍はオレと兄貴で追い込みかけて潰したこともある。でも武臣さんは「オレら初代だったら灰谷兄弟は瞬殺だったわ」と言われてカチンときた。まあ確かに初代の人らはすげーと思う。でもそれはマイキーの兄貴、佐野真一郎くんの人を惹きつける人柄と、そこに集まった最強。生きるレジェンドって言われてる若狭くんやベンケイさんが凄いんであって、武臣くんがそこまで活躍してたとは正直思えねえ。そんなの見てなくても話してたら分かる。なんつーか武臣くんは薄っぺらいっていうか、ずっと過去の栄光の中で生きてるっつーか、そういうとこダルい。とにかく話してて楽しい人ではない。兄貴から邪魔者扱いされても家で映画観てりゃ良かったなー。

そんな最悪の夜を過ごしたオレが解放されたのは朝の6時…武臣くんとの飲みは精神的攻撃が酷かった…モッチーは多分5キロくらい痩せた?ってくらいゲッソリ。
武ザップはマジで心身ともに削れるらしい…
どーせ兄貴とはデートだろうから、今日は夜まで寝る!