「好きだよ、メロ」


「…ほんとかよ」







メロはいつものようにチョコを噛み砕くと、鼻で笑った。
その横顔を見ながら私も小さく笑うと、メロは確かめるように私の事を見つめてくる。
その熱い視線に答えるように見つめ返せば、奪うように抱きすくめられた。


強引に唇を塞がれ、舌で口内を激しく愛撫される。


全てを奪うように求めてくるメロが、本能のままに生きてるメロが、私は好き――







「ほんとに…好きだよ、メロ…」







僅かに唇が離れた時、そう呟いた。
至近距離で見つめるメロは、それでも何も答えず、また乱暴なキスをする。






どんなに冷たくされても、どんなに突き放されても、私だけが知ってるの。










"私達は、きっとうまくやれる"










だから早く気づいてね。






心のままに生きてる貴方を…本能の侭 想うあたしに





















あなたしか見えない






























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皆様に楽しんでいただければ幸いです。
日々の感謝を込めて…

【SICILY...管理人:HANAZO】