※設定と注意書き

ヒロイン(貴女)は1000年前から存在している鬼族の末裔"鬼の姫"と呼ばれる者です。
力に目覚めるのは16歳で、そこから少しずつ能力が強くなっていきます。
ジャンル的には「悲恋」「純愛」傾向。

※お話の途中、R-指定入りますので年齢的にアウトな方や苦手な方は観覧をお控え下さい。

▼ざっくりとした設定▼

長い間、人を食らって生きていた鬼族と呪術師である御三家は敵同士でした。
500年前、長きにわたる戦いは互いにとっても不利益と考え、それぞれの長同士で制約を交わす事を決めます。
しかし御三家のうち禪院家と加茂家は鬼との制約を交わすという約束を破り、決議の場で鬼族を倒して鬼の力を得ようとしますが失敗し、当時の当主が殺されます。
それによって鬼は最後まで約束を守った当時の五条家の当主とだけ誓約を交わします。
五条家当主と鬼の長が決めた制約と誓約。

一、鬼は人の生命の源、生気<エナジー>を喰らわぬよう、五条家の強い術師から生きる為に必要な分の生気を与えられ、それにより人の世界に存在する事を認める。
五条家は鬼族に妖力を与えられる事で徐々に呪力➡術式の底上げが出来る。
二、当主のみ稀に生まれる鬼の姫と生気🔛妖力を与え合う事ができる。
それによって特殊な力を持つ鬼特有の碧眼を稀に授かる事がある。
(この場合いつどの世代で碧眼の子が生まれるかは分からない)
三、五条家は鬼族の姫を慈しみ大切に特別に扱うべし。
四、この誓約はどちらかが滅ぶまで有効とし、裏切れば死を以って償わせるという縛りを科す。

特例、万が一、人間と鬼が交わった場合、力の均衡が崩れ互いの脅威となる為、絶対に子を残してはならない。

※補足:鬼の一族は100人ほどしかおらず、男の鬼はいません。
代わりに鬼と同様の力を持つ男のみの天狗一族が番人として鬼の傍にいます。
鬼と天狗は番いになる事もあります。


▼注意書き▼

人外シリーズ二弾は吸血鬼と同じくらい好きな"鬼"を描きたいと思いまして日本に残る色々な鬼伝説などを参考にしております。
他は鬼を描いた少女コミックなどの設定を一部お借りして混ぜこぜにした創作物となります。
なので原作には登場しない五条家の事も描きますが、私の脳内で想像した産物ですので原作の設定と少しでも違う話が苦手な方向けではないと思われます。
※このお話には脇キャラにオリジナルキャラも登場します。

なお今後原作で五条家の事や先生の親の事が出て来たとしても、これはこれで別物として描くので後で訂正したり削除したりはしません。

ヒロインとの関係上、宿儺や御三家絡みの設定は多少違いますが、現代では呪物となった宿儺、高専の仲間との関係性や任務などは原作通りです。
原作と多少の世界観が違っても大丈夫という方向けで御座います。
あくまで私好みに都合良く作られた創作なので大丈夫という方は読んでみて下さい✨

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