「好きだよ、ジーク」


「・・・・・・ほんとかよ」





ジークは煙草に火をつけながら小さく笑った。
私は、その横顔を見ながら唇の端を上げて微笑む。


その後、ジークは確めるように私を見つめた。
彼の瞳に答えるように見つめ返せば、ジークは痛いくらいの力で私の体を抱きしめ拘束する。


離さないというように強く私を抱きしめ、ジークは激しいキスをくれた。



全てを奪うように求めてくる彼が、本能のまま生きる彼が私は好き―――





「ほんとに・・・・・・好きだよ、ジーク・・・・・・」




唇がかすかに離れた時、もう一度呟いた。



ジークは至近距離で私を見つめながら、それでも何も答えず、再び乱暴なキスをする。








どんなに冷たくされても、どんなに素っ気無くされても、





私は知ってるの。






あたし達は、きっとうまくやれる。


だから早く気づいてね。







心のままに生きてる貴方を・・・・・・











本能の侭 想うあたしに―――

































あなたしか見えない―

























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いつもご愛読ありがとう御座います。
管理人から皆様へ拍手用以外でミニミニ・ショートストーリーをアップしました。
これは管理人が前に運営していたTEXTサイトの詞から引用して書いた超ミニミニストーリーです。

この詞は私が一生涯、きっと思いつづける人を思って書いたものですねー
男女での愛情とかじゃなく、何ていうのか人間として凄く魅力のある人で、今でも凄く惹かれる人です。
この人は、もうこの世に存在してはいないんですけど、
彼と一緒にいる時も会えなくなってからも、この思いだけは変わらないです。
この人を思って書いた詞はまだありますけど、今回はちょっとジークで書いてみました。

皆様に楽しんでいただければ幸いです。
日々の感謝を込めて…

【C-MOON...管理人:HANAZO】