「ごめん、 寝てた?」
「・・・・・・ううん 起きてた」
あなたからの電話 珍しく遅い夜に。
「どうしたの、ジョシュ・・・・・・?」
「ちょっと・・・・・・寂しくての声が聞きたくなった」
「どうして寂しいの・・・・・・?」
「どうして・・・かな・・・?俺にも、よく分からない・・・」
”寂しい”と言ったあなたに どう言おう。
形にできない 私の心を どう伝えよう
”私は此処に居るよ いつも貴方の傍に居る”
ねぇ?此れがどんな意味か分かる?
他愛もない話をしてるだけで愛しい。
あなたの声を聞いてるだけでいい――
窓の外を見れば凍えているように蒼い月が浮かんでる。
「ねぇ、ジョシュのいるところから、この月が見える?」
「ああ、見えるよ・・・。の目に映るものが俺にも見えてる・・・」
今夜の月は とても奇麗で ぽっかりと浮かんでるね
離れてるのに 二人で居るみたいに心に沁みる
まるで二人だけの声を届けてくれるみたい
離れてるのに同じ月を見ている瞬間が
二人の距離を忘れ とても愛しく感じるから
「ね、ジョシュ・・・何か話して」
「いいよ。何の話がいい?」
「ジョシュの心の中のこと全て・・・・・・」
「・・・知ってるだろ?」
「そうだね・・・」
時間のたつのも忘れて あなたの声を聞いていたかった。
意味もない話でも あなたの声を聞いていたかった。
ずっと このまま あなたの声を聞きながら
ずっと このまま あなたの心の傍に居たかった。
ずっと ずっと ずっと・・・・・・
僕たちは時がたつのが怖くて どうでもいい話をしてた
話の中身もどうでも良くて
今宵、月明かりの中
―――君の声を聞いていたかった ずっと ずっと ずっと・・・・・・
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いつもご愛読ありがとう御座います。
管理人から皆様へ拍手用以外でミニミニ・ショートストーリーをアップしました。
これは管理人が前に運営していたTEXTサイトの詞から引用して書いた超ミニミニストーリーです。
この詞は遠距離恋愛してた頃、書いたものですねー
遠くにいても国さえ同じなら同じ月を見れるんですよね。それが妙に嬉しかったです。
これはジョシュで・・・・・・v
皆様に楽しんでいただければ幸いです。
日々の感謝を込めて…
【C-MOON...管理人:HANAZO】