あの頃の貴女は とても綺麗で 幼いこの手には届かなった。
もっと違う形で出逢いたかった。
互いに大人同士で、そう、もっと普通の恋愛映画のようにロマンティックに。
彼女を探し出す事で引き換えにした時間は、俺をアメリカで一番大きな組織のNO.2へと伸し上げていた。
そのせいで人も殺した。
あの場所を飛び出してからは、もう失うものなどなかったはずなのに。
貴女に再会して、そんな事すら悔やむ自分に吐き気がする。
他人の血で汚れてしまったこの手で、貴女に触れてはいけなかった。
「見つけたのか?」
「ああ」
「そうか。良かったな」
ボスのロッドが俺の肩を楽しげに叩き、歩いていく。
俺はそのまま自分の部屋へと入り、静かに鍵をかけた。
滅多に開けないカーテンを開けると、眩しいくらいの朝日が入り込み、ベッドで眠る彼女の髪がキラキラと光って見えた。
再会して何も言わず、何も言わせず、彼女をここに連れてきた。
今の俺には彼女を傍に置いておくことしか出来ない。
またそうしないと安心してキラを探せない。
買ってきたものをソファにおき、ベッドの脇の椅子へと腰掛けた。
彼女の寝顔を見てると、昨日と違って少しだけ顔にも赤みが差しているように見える。
"死のうと思ってた"
あの言葉を聞いた時、俺は想像以上の打撃を受けた。
いや、俺もそうなんじゃないかとは思っていたし、もしかしたらもう…と何度も思った。
それでも俺は、彼女の強さに賭けたのだ。
彼女の、Lへの愛情に。
生きていてくれた事が、それが正しかったと証明してくれた。
貴女が死んだら…俺がどこまでも追いかけていく。一人にはさせない。
もう、俺を置いていかないでくれ―――――――
そう願うように彼女の手を握り締めた。
「…メロ…?」
「――――ッ?」
不意に彼女の声が聞こえ、ビクっと顔を上げれば、優しい瞳と目が合った。
「起きた…?」
「…うん。ここは…?」
「…俺の部屋」
「そう…」
は俺から視線を外し、部屋へと目を向ける。
そっと手を握り締めると軽く握り返してくれた。
それだけで胸の奥が熱くなる。
「よく…見つけたね」
「今いる組織はアメリカで一番でかい。その力を利用したら簡単だった」
「…組織…?」
訝しげに眉を寄せる彼女にドキリとする。
今の俺の現状を彼女はどう思うんだろう。
「メロ…今、何をしてるの…?」
「………キラを…追ってる」
「………ッ」
キラの名を出すと、彼女は息を呑んだ。
当たり前だ。
キラは彼女にとっても俺にとっても、誰よりも大切な人の命を奪った憎き殺人者。
「一人…?二アは――――――」
「アイツもキラを追ってるが…俺とは別だよ」
「そう…」
「日本の捜査本部にいる今の……二代目は二アじゃないし俺でもない」
そう説明すると、彼女は黙って目を伏せた。
彼の名を口にしていいものかと迷った事を悟られただろうか。
「…お腹空かないか?色々買ってきた―――――――」
そこで言葉が切れた。
が俺の手をギュっと握り締めたから―――――――
「…私…ここにいていいの…?」
「…当たり前だろ。そう言ったはずだ」
普段から考えれば俺らしくない、優しいトーンでそう言えば、彼女は軽く唇を噛み締めた。
「いていいも何も…もうどこにも行かせないって言っただろ?」
「………」
「何だよ…?」
ふと俺を見て少しだけ眉を寄せる彼女。
「メロ…何だか偉そう…」
「…………」
その可愛い抗議の言葉に少しだけ半目になりつつも、「そんな軽口叩けるなら、もう大丈夫だな…」と返し、彼女の手を離す。
「これ。着替えとか色々…あるから」
立ち上がり、先ほど組織の女に選ばせた服を彼女に渡した。
「起きれるか?」
「うん」
背中にクッションを置き、の体を起こしてやると、かすかに甘い香りが鼻腔を擽り、ドキっとした。
あの頃と同じ、彼女の匂い。
ちっとも変わらない、優しい香りだ。
「これ…メ、メロが買ってきたの…?」
「え?ああ…。まあ…人に頼んだけど」
が中身を確認して驚いたように顔を上げる。
その理由が想像ついて俺は軽く視線を外した。
「その人…女性でしょ」
「…そうだけど」
「やっぱり。下着なんて、メロが買いに行ったら変な目で見られるもんね」
「―――ッ」
クスクス笑う彼女に少しだけ顔が赤くなる。
「恋人出来たんだ」
「…は?」
「これ、頼んだ人」
「……ち、違う。恋人なんていないよ」
動揺する俺を見て、は不思議そうな顔をした。
「そうなの?」
「それ頼んだ奴は組織の女だ。別に恋人じゃ―――――――」
(まあ…何度か世話にはなってるが)
心の中で付け加えたが、もちろん彼女には言えない。
「サイズ合ってると思うし…好きに使って」
「うん…ありがとう…」
は少しだけ笑顔を見せてくれてホっとした。
そのまま椅子へ腰を下ろすとチョコを咥えて足を組む。
ふと視線を感じ、顔を上げればと目が合った。
「何だよ…」
「あの…着替えたいの」
「え?あ、ああ…」
そう言われて慌てて立ち上がる。
「悪い…終わったら呼んで。そこに置いてある携帯使っていいし、俺の番号が入ってるから」
「あ…ありがと…。あのメロ―――――――」
急いで部屋を出て行こうとした時、呼び止められ振り向いた。
「ん?」
「…近くに…いる?」
不安げな表情ですがるように俺を見る彼女に胸が締め付けられる気がした。
「…すぐ近くにいる。だから心配するな」
「そう…」
「バスルームはそこ。動けるならシャワーでも入ってスッキリしたらいい」
それだけ言うと俺は部屋を出て思い切り息を吐き出した。
大人になったつもりでいても、彼女を前にすると、あの頃の自分に引き戻されるかのような感覚になる。
「…チッ。らしくねーな」
自分自身にイラついて思わず毒づくと、そのまま皆のいる部屋へと向かった。
「よぉ、メロ。もう再会の営みは済んだのか?」
「ぎゃはは!」
「お前、激しそうだし、あんな細っこい女なら物足りないんじゃねぇのかー?」
「あははっ。そうそう!メロ、優しくしてぇ〜♪」
仲間のとこに行くと、そんなふざけた言葉がぶつけられる。
それが日常で普段の俺なら何とも思わないし、また言われるだけの事をやってきた。
だがの事をそんな薄汚い思想で汚されるのだけは許せない。
「おい、グレン」
「な…何だよ」
ボスの右腕なんて言われて調子に乗ってる男は俺が睨みつけると引きつった顔をした。
「二度とそんなナメた口、利くな。彼女はそんなんじゃない」
「な…何だと?てめぇ!!」
俺の言葉に逆上したグレンは椅子を蹴り上げ立ち上がった。
ガタンッと激しい音がして周りでポーカーをやってた奴らも一斉に俺達を見る。
「ちょっとボスに気に入られてるからって調子に乗るなよ?!NO.2はこの俺様だ!」
「…だったら、それだけの仕事をして来い。そうしたらボスも認めるだろう?」
薄ら笑いを浮かべグレンを見れば、奴は顔を真っ赤にして銃を俺の額に突きつけた。
「殺してやる、小僧!!」
「やれよ」
「――くっ…」
「おい、やめろ!二人とも!!」
「…ボ、ボス…!」
そこにロッドが歩いてきた。
戸惑いつつ見物してた奴らまでが、顔を青くして俺達の様子を伺っている。
グレンにいたっては額から冷や汗を流し、銃をゆっくりと下ろした。
「何してるんだ?グレン」
「い、いえ、コイツが――――――」
「メロはうちのNO.2だ。コイツなんて口、効くんじゃねぇ」
「………ッ」
グレンはハっとした顔で息を呑み、悔しそうな顔で唇を噛み締めた。
「はい、ボス…」
「分かったなら向こうへ行け。それとメロ、お前に話がある」
ロッドはグレンを睨みつけた後、俺を隣へと呼んだ。
言われるままソファにどっかりと腰を下ろせば、組織のバカな女がすぐに俺の体に擦り寄ってくる。
「何だ?話って」
テーブルに足を投げ出し両腕をソファの背に回す。
ロッドは俺の態度に軽く苦笑いを浮かべ、少しだけ身を乗り出した。
「いや。お前が探して連れてきた女の事だが…」
「…何だよ」
の事を持ち出され、俺は一瞬で頭を切り替え、腰に入れてある銃へと意識を向けた。
おかしな事を言い出したら迷わず、撃つ。
「…お前の一番、大切な人、と思っていいのか?」
「…?」
その言葉に眉を顰めると、ロッドは組んだ手を膝に置き、身を乗り出した。
「どうなんだ?」
「…その通りだって言ったらどうする気だ?アイツを働きに出す気はないぜ」
この組織で女が働くという事は、即、売春となる。
そんな事を言い出したら俺は組織をつぶしてと逃げる気でいた。
ロッドは俺の言葉に軽く笑うと肩を竦めて見せた。
「ははは…そんな事じゃない」
「じゃあ何だ」
「お前が必死であの子を探してたのは知ってる。キラ探し以外で、あんなに必死になってるお前を見た事はないからな」
「…何が言いたい?」
ロッドの意図がつかめず、俺はイライラして問いかけた。
「お前、彼女と一緒に住まないか?」
「―――ッ?」
意外な言葉に驚くと、ロッドは顔に似合わず、優しい笑みを零した。
「俺はお前に感謝してる。組織がここまで大きくなったのもお前のおかげだ」
「……利用したまでだ」
「それでも何でも感謝してるんだ。素直に聞いておけ」
クック…と苦笑を浮かべ、ロッドはソファに凭れかかった。
「今までのように一人身なら構わないが…彼女は素人さんだし心配だろう」
「…で?」
「だからお前達が住めるような家をやる」
「…家?」
「そうだ。お前、彼女と一緒に住みたくないか?」
「…………」
その言葉に心が揺れた。
と一緒に生活をする。
そんな、ささやかで穏やかな日々が俺にも来るんだろうか。
「大切なんだろう?なら、俺達みたいに居場所を転々とするような生活はするべきじゃない」
ロッドの言葉に嘘はないようだ。
本心からそんな事を言っている。
普段は平気で人を殺せるような男が、たかだか4年、一緒にいた俺に感謝の気持ちを持ち、そんな夢みたいな事を言ってくる。
人間とは分からない生き物だと思った。
「そりゃ、ありがたい話だが…彼女は別に俺の女でも何でもないぜ?」
こういう時、昔の俺なら素直に喜べたんだろうか。
今の俺は骨の髄までひねくれてるようだ。
「そう…なのか?」
「ああ」
「じゃあ、自分の女でもない人間をあんなに必死で探してたのか」
「悪いか?」
少し照れくさくてロッドを睨みつけた。
だがロッドは軽く笑うと、「いや…何か意外だが…悪くない」と手で顎を撫でる。
「メロにそんな一面があったなんて―――――――」
「うるさい」
こんな奴に心の奥を見透かされた気がしてロッドから視線を外した。
クックック…と笑いを漏らしながら肩をゆすってるロッドを見て、一瞬、本気で撃ってやろうかとさえ思う。
「まあ、いい。女であろうがなかろうがメロが大事にしてる女に変わりはねぇ」
ロッドはそう言うとゆっくり立ち上がった。
「まあ…考えておいてくれ。医者の話じゃ、彼女、体が相当ボロボロなようだしな。悪いようにはしねぇから」
「………」
ロッドはそれだけ言うと、女を連れて部屋を出て行ってしまった。
パキっとチョコを噛み砕き、今の話を思い返す。
と一緒に住める。
それは昔、彼女が話してた夢のように漠然とした幸せだった。
"Lとずっと一緒にいるのが私の夢"
そう言って幸せそうに微笑んでいた彼女を思い出す。
もう、あの夢は叶う事もなく、彼女の心の中から忘れ去られたものだろう。
…俺がそれを叶えてやれるわけもない。
俺は"L"ではないのだから。
でも…それでも。
もし彼女が承諾してくれたら…。
こんな俺でも彼女に、ほんの少しでも幸せを与える事ができるんだろうか。
彼女が掴むはずだった幾千もの幸せを、取り戻してやる事が出来るんだったら――俺はどんな事でもやってやる。
ピピピ…
不意に携帯が鳴り出し、ハっとした。
それと同時に隣にいた女が甘ったるい声を出し、俺の胸元から携帯を抜き取った。
「ちょっとメロ〜。私の部屋に行かない?あの女とはシテないんでしょ?」
頭の悪そうな女が俺の首に腕をまわし、頬をぺロリと舐めてくる。
この組織の女とは数人ほど寝た事あるが、と会ってしまった今ではそんな気すら起きない。
別に女を抱く事をやめたからといって、今までの汚れた自分が帳消しになるわけでもないのに。
「返せ」
女の手から携帯を奪い返し、立ち上がれば、女は口を尖らせソファに寄りかかった。
「何よ!最近、ホント冷たいんだから!もう抱かせてやらないからね!」
その言葉に軽く失笑が漏れる。
「勘違いするな。俺が抱いてやったんだ」
「―――ッ!」
ムっとした女を置いて廊下に出るとすぐに通話ボタンを押した。
『あ…もしもし…メロ?』
受話器の向こうから不安げな声が聞こえ、俺はふと微笑んだ。
「ああ。もう着替えたか?」
『…うん…今…どこにいるの?』
「同じ建物にいるよ。すぐ戻る」
『…分かった』
そこで電話を切り、急いで部屋へ戻る。
たった数十分、一人にしておいただけで、こんなに心配してしまう自分にほとほと呆れながら。
「あ、メロ…」
「……………」
部屋に入って言葉を失った。
「あ、あの…メロ?これ…変?」
は俺が黙ったままなのを見て不安そうに歩いてきた。
彼女は先ほど俺が買った服を着ている。
一目見てに似合うと思った真っ白なワンピース。
―――思ったとおりだ。
「メロ…?」
「……あ…」
目の前に彼女が歩いて来てハっと我に返った。
「…これ…似合わない…?」
昔はよく、こんな感じの服を着ていたが、最近では服装にも構わなくなってたんだろう。
彼女はどこか気恥ずかしそうに俺の顔を伺っている。
「…いや。凄く似合ってる」
「…ほんと?」
「ああ。はやっぱり…綺麗だな」
自然とそんな言葉が零れ、自分で恥ずかしくなった。
他の女になら、どんな汚い言葉も吐けるし嘘もつけるがにだけは素直だった頃の自分を曝け出してしまう。
「…大人になったら口が上手くなったんじゃない?メロってば…」
そんな事を言いながらもは嬉しそうに頬を赤らめた。
昔も見た事がある彼女の照れたような可愛らしい笑顔。
それはいつもLに向けられていたものだった。
「これもメロのお友達の女性が選んでくれたの?」
「いや…」
あいつに服を選ばせたら、その辺の娼婦みたいな服になっちまう。
下着だって、かなり地味なのを選ばせるのに苦労したんだ。
「え…じゃあ…メロが…?」
「……悪いか?」
驚いたような顔で見つめられ、あまりに恥ずかしくて視線を反らす。
ソファに腰を下ろし、誤魔化すのにチョコを咥えると、が俺の隣に座った。
「何だよ、ポカンとして…」
「だって…大人になったなぁとは思ってたけど…メロが私に服を選んで買ってくれるなんて凄く不思議なんだもの」
「…そうか?」
「そうよ。だって私がメロに最後に会ったのは、まだ14歳になったばかりの頃だし…」
はそんな事を言って、マジマジと俺の顔を見てくる。
そんなに見つめられると顔が赤いのがバレそうで凄く嫌な気分だ。
「あんま見んなよ…」
「あ…照れてるの?」
「そんなんじゃなぃ―――――――」
ムキになって顔を上げると、目の前に彼女の顔があった。
こんな近くでの顔を見た事がなかった俺はバカみたいに固まってしまった。
「メロ…?」
「……っ」
ハっとして慌てて顔を反らす。
ガキみたいに胸がドキドキしてカッと顔が熱くなるのが分かった。
「…どうしたの…メロ…怒っちゃった…?」
何も言わない俺に不安を覚えたのか、は困ったように俺の手を引っ張ってくる。
それだけで彼女の存在を感じ、ますます鼓動が早くなった。
「腹…」
「え?」
「…減ってない?」
あれこれ考えたあげく、そんな気の利かない言葉しか出てこなくて。
ばつが悪そうに振り向けば、もやっと笑顔を見せた。
「減ったかも…」
「これ…色々買ってきたんだけど…食べていいから」
そう言って洋服と一緒に買ってきた食糧を彼女に手渡す。
この部屋には小さなキッチンがあるから料理だってできるはずだ。
「メロ…」
「ん?」
「私にチョコレートケーキでも作らせようっていうの?」
「……は?」
その言葉に顔を上げれば、が苦笑しながら袋の中身を全てテーブルに出した。
「あ…」
それは俺が自分用にと買い占めた板チョコだった。
「こんなに大量にチョコがあれば、雪山で遭難しても助かりそう」
そう言って笑ったに俺は困ったように、もう一つの袋を渡した。
「悪い。のはこっち」
クスクス笑いながら、「メロ、変わってない」なんて言う彼女は昔の面影のままで。
俺もやっぱりあの頃の自分に戻っちまう。
「こんなにあれば何でも作れるよ?メロ、何が食べたい?」
「俺?俺は別に…」
「ダメ。メロは放っておいたらチョコばっかり食べるんだから。あ、ほら」
隣に座り、再びチョコを咥えた俺を見ては呆れたように笑った。
「じゃ…オムレツ…」
照れ隠しで顔を背け、ふと思い出した事を口にする。
そうだ、あの頃、がよく俺と二ア、そしてLに作ってくれてたものがあった。
「え…オムレツ?そんなのでいいの…?」
「ああ。久しぶりにのオムレツが食べたい」
そう言って彼女を見れば、不思議そうに首を傾げたが、すぐにクスクス笑い出した。
「分かった…じゃあオムレツね」
はそう言うと、俺が一度も使ったことのないキッチンへ向かい、準備を始めた。
その後姿を見ていると、先ほどロッドが言ってた事を思い出す。
一緒に…住めば毎日こんな風景が見れるんだろうか。
"Lのために食事を作ったりして、時々は二人で出かけて…毎日ずっと一緒にいるのが夢よ?"
幸せそうに、そんな事を語っていた。
俺はあの時、心の底からLが羨ましいと思ったっけ。
今の俺には死んでも手に入らない、絵空事のような話だ。
こんなにも…汚れてしまった俺には――――――
それでも。
それでも俺は叶えてやりたいと思った。
君が忘れた幾千の夢を―――
メロ夢第二弾。
最近、セクシーデンジャラス(何それ)なメロさんにもハマりつつ、
でも一番はLさまです。なので、コレ書いてると泣きそう…(何故)
TITLE:群青三メートル手前