Catch me if you can.......~A
real love ?... or... fake love?...~
俺は…あの日から忙しくなって…に会えなくなった。
ACT.6...真夜中の訪問者
「レオ!こっち!」
俺は親友のフレッドが笑顔で手を振ってるのを見つけるとベランダにある席へと歩いて行った。
「久し振り!」
そう言ってフレッドの隣にトビーのニヤニヤ顔まで見つけて俺は溜息をついた。
「何?トビーまでいたの?」
「うわ!親友に対して何て冷たいんだ…!」
「どうせ、お前が企んだんだろ?今日の飲み会…俺、撮影始まったばっかできつかったんだよ…」
そう言ってソファーに腰をかけた。
ここはハリウッド&ハイランド内にある、"クラブ・ザ・ハイランド"だ。
若者は、殆どいない中高年層に人気のあるクラブだが、俺はここのベランダの席で夜景を見ながら飲むのが好きだった。
ホールでは男女がダンスを楽しんでいる。
俺はウエイターにバーボンのロックを頼むと煙草に火をつけた。
「レオ、撮影キツイの?ああ…前に話してたトム・ハンクスとの共演の?」
トビーが自分のウイスキーを飲みながら訊いてきた。
「ああ、そうそう。一週間前からクランク・インしてさ?」
俺はバーボンのグラス受け取ると、軽くフレッドとトビーのグラスにチンとあて一口飲んで息をついた。
「へぇー。だから髪型もガラっと変わって短くしたの?金髪に戻ってるし…」
フレッドも久々に会ったからか、マジマジと俺の顔を見た。
「ああ…今の役は17歳で詐欺師って役だからね?スタイリストに好青年に見えるようにされただけ」
「ええーー?レオが17歳?!どんなけ色っぽい17歳だよ!しかも好青年?無理、無理!見えないって!」
トビーがアホみたいに大口を開けてゲラゲラと笑っている。
俺は思い切りトビーのデコを引っぱたいてやった。
「ぃたぁ…! ―いちいち引っぱたかなくたって…っ本当の事だろ?!」
「ふん、うるさいよ…ったく!」
「バカだなぁ?トビーも…殴られるの分かってて言っちまうんだからさぁ…」
フレッドは呆れ顔で笑っている。
トビーは口を尖らしつつ、
「何だか、レオ機嫌悪くない?いつもより短気なんだけど?」
「別に…」
「ほら…!何だか顔つきが怖いし…!」
俺は思い切り溜息をついてトビーを睨むと、トビーは素早くフレッドの背中に隠れる素振りをした。
「そんな忙しいのか?撮影」
フレッドがウイスキーを飲みつつ、俺を見た。
俺はバーボンのおかわりを受け取ると、「ああ、まあね…朝から晩まで、ビッチリ。自由な時間もなかったよ…」 と軽く息を吐き出す。
するとトビーがニヤニヤした顔で俺を見た。
「あ、わかった!さては…あの看護婦さんに会いにいけなくてスネてるな?」
そう言われて俺はガラにもなく、ドキっとした。
「ほら!今、ドキっとした顔したし!」
トビーが俺を指さしてきて、俺はその手をピシャリと叩いた。
「人を指さすな…。別に、そんなんじゃないよ」
「そうか~?この前、看病してやったりしたんだろ?それだけでも驚いたけどさ?」
「ああ、今、レオが追いかけてる例の看護婦って子?」
フレッドもニヤリと笑って俺を見た。
「何?トビーから聞いたの?」
俺はトビーを睨みつつ、フレッドに聞いた。
「ああ、そうだよ?こいつ、よっぽど驚いたのか俺に電話してきてさ?"レオが女の家に行って看病したらしいんだよ~"ってね
そこから全部、最初の出来事までしっかり聞いたよ?」
フレッドが笑いながらトビーのモノマネで俺に言った。
俺も怒る気になれなくて思わず吹き出してしまう。
「ああ…そりゃ看病したけどさ…。目の前に高熱出した子がいたら看病くらいするだろ?」
「でもさぁ…。そんな恋人まで呼んでやらないだろ?」
トビーが複雑な表情をしながら俺を見ている。
俺はトビーの言葉に苦笑しながら煙草に火をつけた。
あの雨の日…俺はが寝入った後に彼女の恋人の病院に電話を入れて伝言を頼んだ。
もちろんの病院のスタッフだと名乗って…。
そしてそのまま家に帰った。
次の日、仕事が入ってたのもあるが目が覚めた時…ならきっと恋人にいて欲しいだろうと思ったからだ。
今になって考えると何であんな事をしたのか分からない。
の苦しそうな寝顔を見てたら…何だか俺まで胸が苦しくなって、あの場から逃げ出したくなったのもあった。
彼女の頬を撫でてると妙に暖かい気持ちになっていく自分にも驚いた。
「レオさぁ~。その子のこと好きなんだろ?」
ふいにトビーが言った言葉に俺は、またドキっとした。
「そうなのかな…?自分でも、よく分からないんだ」
「分からないって?だって、そんな事しないだろ?仮にも恋人なんて邪魔な存在じゃん。
そのままレオが朝までついてあげてたら、その子だってレオに惚れたかもしれないのにさ?」
「まさか…そんな簡単な子じゃないよ…」
俺は苦笑しながらバーボンを飲み干した。
「その…レオ、その子とは…まだ何も?」
フレッドが何だか驚いたような顔で俺を見てきた。
「まだ…何も…って?」
俺はウエイターに飲み物を追加すると、フレッドの方を見た。
「だから…さ。ほら、まだ…手は出してない…とか?」
「ああ、その事?うん、出してないよ…と言うか…出させてもらえなかったってとこだけどさ?」
俺は苦笑しながら煙草を灰皿に押しつぶした。
「嘘…ほんとだったんだ…」
フレッドまでアホみたいに口を開けている。
トビーだけは得意げに、「ほら、俺の言った通りだろ?」 と言ってビールの瓶をぐいっと呷った。
その後頭部を俺が軽くこづくと、思い切りビールが口に入って、「ぉえっぷ!」 と零してたけどね。
「な、何するんだよ!レオのイジワルめ!」
「お前が何で得意げに語ってんだよ!」
「だってフレッド、そう言っても全然信じなかったからさ~」
トビーは情けない顔をして濡れた服を拭いている。
「だってさぁ…。レオに口説かれて靡かない女がいるとはなかなかねぇ…」
フレッドも苦笑しながら俺を見た。
「俺が最初に怒らせちゃったんだよ。だから一気に嫌われてさ?」
「へぇ~珍しいな?お前が初対面の子を怒らせるなんて。いつも嘘臭いくらい紳士のフリで騙すクセに」
「おい…騙すって何だよ…人聞き悪いな?それに、フリじゃなくて俺は紳士だろ?いつも」
俺が澄まして答えると、フレッドに額をこづかれた。
「全く…いっつも、そんな調子で、その看護婦の子もからかってるんだろ?」
「ああ…そうかな?からかってるつもりもないんだけど…彼女の怒ってる顔見てると、ついね」
俺は苦笑しながらバーボンを少しだけ飲むと時計を見た。
夜の11時…
は…どうしてるんだろう?
風邪は良くなったのかな…
あれから忙しくなって一度も病院に行けていない。
よく考えると電話番号さえ知らないから電話もかけられない事に後になって気付いた。
撮影の合い間…ふと時間が空くとの声が聞きたくなる。
別に文句を言われるだけでもいい…なんて思うのは…やっぱり俺はのこと…
「…オ…?レオ…?!」
その声にドキっとした。
「え?何?」
「どうした?ボーっと夜景なんて見ちゃって。また女のこと考えてた?」
「別に…」
俺はトビーのニヤケた顔を睨むと軽く息をついた。
「あ、そう言えば…ティナとは会ってるの?あ、忙しいから無理か?」
「ああ…。何度か留守電に伝言あったけど…会う時間すらないしな」
「可愛そうに~。またレオに遊ばれた可愛そうな女性が増えたな?」
トビーがヘラヘラ笑いながら俺の肩に腕を回した。
俺は呆れたようにトビーを見ると、
「あのなぁ…。別に遊んだつもりはないけど?」
「だってさぁ~。一緒に泊まってからティナには連絡もしないで看護婦追いかけてたんだろ?同じだよ、ね?フレッド」
「ああ…ま、でもティナだって分かっててレオと付き合ってるんじゃない?彼女も結構、遊び人だからな?」
ティナは元々フレッドの友人でフレッドもよく知っている仲だ。
「そうなんだ…。何だかショック…!」
俺がおどけて、そう言うとフレッドもトビーも苦笑しながら、「はいはい」 ってな顔で俺を見た。
俺もちょっと笑うと明日は…何時から撮影だったっけ…と考えていた―
「ねぇ、…」
「ん?」
「お兄ちゃん…いつ来るの?」
「え…?」
マークはスプーンを置いて私の顔をジっと見ている。
私は軽く溜息をつくと、
「だから…分からないって言ったでしょ?何回目?それ聞くの…」
「だってさ・…。最近、ちっとも顔見せないじゃん…
お兄ちゃんからレイカーズのグッズ届いたけど…その事も、お礼が言いたいのにさ…」
マークは俯いたまま、窓の外を見た。
今は病室でマークは昼食の途中だ。
私は窓を少し開けて病室の中に風を入れる。
太陽が眩しくて私は目を細めた。
あれから…すっかり雨はあがって天気もカリフォルニアらしい陽気が続いている。
私の高熱も次の日の夜には、すっかり下がって病院も二日休んだだけで済んだ。
あの日はダニーが、ほんとに朝までついてくれていて看病してくれた。
次の日も一度仕事には行ったもののオペがなかったからか、それとも養父さんに頼んだからか、
早めに上がって私の家に戻って来てくれた。
―ダニーが私の家に上がるのはあれが初めての事だった―
あれから…私はレオに借りたシャツを洗って病院に持ってきていた。
いつ来てもいいように…と思って。
だけど…
急にぱったりと彼は顔を見せなくなった。
三日目の朝、テレビの芸能ニュースで次の新作がクランク・インしたとやっていて、ああ、それで…と、ちょっとホっとした。
それなら忙しくて暫くは来れないだろうと思ったからだ。
急に来なくなると寂しい気もしたけど彼が来ると、どうしても心が乱されるような気がして…戸惑ってしまう。
あの日…。一緒にNBAの試合なんて行ったから、あんな事になってしまったし…彼に迷惑までかけてしまった。
ダニーにだって悪いと思ってしまうし…
レオには、このまま会わない方がいいんだと思っていた。
ただ…
彼を慕っているマークは可愛そうなのだけど…
マークはレオが来なくなってから毎日のように、「お兄ちゃんは、いつ来るの?」 と聞いてくる。
その度に、「仕事が忙しいみたいよ?」 とは答えるのだが、
マークは、それでもレオが来るのを待っているようだ。
きっと自分の父親のように仕事が理由で病院に来てくれないのを寂しく思うのだろう。
私はマークの方へ振り返ると笑顔を見せて頭を撫でてあげた。
「マーク…ちゃんと食べないと…お薬飲めないわよ?そうなったらマークの嫌いな注射打たれちゃうけど…いいの?」
「え?注射?!や、やだよ、それだけは…。ちゃんと食べるよ…」
マークは、そう言うと昼食のシチューをまた食べ始めた。
私はそれを見てちょっと微笑むと、「そのうち…また、ふらっと来てくれるわよ…」 と言ってマークの額にキスをした。
「そうかなぁ…?」
マークも上目遣いで私を見る。
私は…笑顔で頷くしか出来なかった。
「さ、それ食べたら…ちょっとお散歩に行きましょうか?」
「うん!」
マークは元気良く答えると、一気にシチューを食べ始めたのだった―
「、最近元気ないね?」
庭でマークとボールで遊んだ後にベンチに座って日向ぼっこをしていると、ふいにマークが私に言った。
「え?そう?そんな事ないわよ?」
「そうかなぁ? ―も…お兄ちゃんが来ないから…寂しいんじゃないの?」
「ま、まさか!」
私はそう言って笑うと、マークはまだ疑いの目で私を見る。
「あのねぇ…。私は彼の事は別に…」
と言いかけた時、ふいに私とマークの後ろに誰かが立って、その人物の影が私の目の前に落ちた。
「?」
私が驚いて後ろを振り向くと―
「ダニー?!」
後ろで笑顔で立っていたのは白衣姿のダニーだった。
「やっぱり…。今、君に会いに行こうとして来たら門のとこから見えてさ?あれ?って思って…やあ、君がマークかい?」
ダニーは笑顔でマークの頭に手を置いた。
マークは不思議そうな顔をしてダニーを見ている。
「お兄ちゃん…誰?」
「ああ、僕はダニー。 の…お友達だよ?この病院の隣の病院にいるんだ」
「ふ~ん…そうなんだ」
マークは私の方を見上げながら答えた。
「ど、どうしたの?何か用事?」
私はダニーの突然の訪問に驚いてそう聞いた。
ダニーは私を抱きしめて頬に軽くキスをすると、「いや時間が空いたから…ちょっとの仕事ぶりを見に来たんだ」 と笑顔で言った。
「そ、そう…。でも…びっくりしたわ?だって…今まで、こんな風に来たことなかったでしょ?」
「まあ…ね?この前ので…反省したんだ」
ダニーはそう言うと苦笑しながら頭をかいた。
「え?反省…って?」
「だからさ…。あまり忙しいって言ってばかりで…と会う時間もそんなにないと思ってたけどさ…
こうして少しの時間でも会いに来ようと思えば今までだって会えたのに……ってね?」
「ダニー…」
ダニーは少し照れくさそうに私を見ると、そっと頬に手を置いた。
私はドキっとして思わず視線を反らしてしまった。
「あ、あの…ダニー……?」
「今夜…空いてる?」
「え?」
「食事でもしよう…。久し振りに」
「え…ええ…。いいけど…ダニーは?仕事終りそうなの?」
「ああ、夕べ二人もオペしたから今日は非番みたいなもんなんだけどさ?報告書とか色々書類整理だけしに来たんだ」
「…そうなの。じゃ…私は…夕方の6時には終るわ?」
「OK!じゃ、その時間に迎えに来るよ」
ダニーはそう言うと素早く私の唇にチュっとキスをすると笑顔で手を振りながら走って行った。
私は思わず顔を赤くして辺りを見渡したけど運よく誰もこっちを見ていなかった。 ―マークを除いては…
「な、何よ…?そんな睨んじゃって…」
私は下からジっと私を見上げているマークと目が合って思わず、マークの額を軽くこづいた。
「あの人…の恋人?」
「え?ああ、そうよ?」
「ふ~ん…。、お兄ちゃんと付き合うのかと思ってた…」
「ま、まさか…!だって彼は…」
と言いかけてやめた。
どうせマークに、レオはハリウッドスターなのよ?と言ったところで分るはずもない。
「さ…もう病室に…」
そう言いかけた時、マークが小さな声で呟いた。
「…お兄ちゃんが可愛そうだ…」
「…マーク…」
私はマークの悲しげな顔を見て胸が痛くなった。
私はマークの目線までしゃがむと、優しく頭を撫でた。
「あのね…?レオは…別に私のことは好きじゃないのよ?ただ気まぐれでからかってるの。
だから私に恋人がいたって別にかわいそうじゃないし、彼も落ち込まないと思うわ?」
「そうかなぁ…?お兄ちゃん…今の恋人のこと…知ってるの?」
「え?ああ…そうね?知ってるわよ?」
「ふ~ん…」
マークは納得いかないって顔で私を見たが、ちょっと溜息をついて黙って歩き出した。
私は少しホっとしてマークの手を繋ぐと、そのまま病院の入り口の方へと向った。
("恋人のこと…知ってるの?"…かぁ…)
そう…レオは知ってるし、しかも本当に私のことを好きなら…あの日…ダニーを呼んでくれるわけがない。
やっぱり…看病するのが面倒になったんだと思う。
それか…デートの誘いの電話でも入ったか…
だからダニーを呼んだ。
ただ、それだけの事だ。
私はこのまま平和に過ごせたら…それでいいと思った。
この数週間…レオのせいで感情の起伏が激しくなっていたし…。
これでいいのよ…
もう会う事もない。
きっとレオだって忙しくなって、ここの事なんて忘れてるわ。
(ちょっと…マークには可愛そうだけど…)
私はマークの寂しそうな顔を見て少し胸が痛くなった…
「何だ、これは…!」
ジョーが怒った口調で雑誌を俺の前に放り投げた。
「何?」
俺もその雑誌を手に取って見てみた。
すると一ページ目に大きく、
"レオナルド(27)モデルのティナ(28)と熱烈交際中!…の影で一般人女性とNBA観戦デート?!"
と書かれていて俺は思わず驚いてしまった。
「これ…いつの間に…」
(ティナは分かる…モデルをやってるんだから…)
ティナとの写真は、あのレストランで食事をしているものだった。
内容は、"この後、二人は、このホテルから出て来なかった"と書いてある。
まあ、泊まったんだから…と、それはそれで別に気にもしなかった。
…が、その後に書かれている記事に俺は驚いた。
"このレストランに、もう一人、レオの知り合いの女性がいたらしく、レオはティナと食事中にも関わらず、
その知り合いの女性がメイクルームに行くと彼もその後について入り、二人で暫く中から出てこなかった…"と詳しく書かれていた。
そして、その後に、"レオがその知り合いの女性と、また一緒に姿を表したのは11月1日、レイカーズの試合でだった。
二人は仲良さげにレイカーズの試合を観戦していて帰りも二人でタクシーに乗り込みレオの自宅まで帰って行った…"と書いている。
「そりゃ明日発売の雑誌だ…。そこに書いてる事は本当か?」
ジョーが呆れた顔で俺を見ている。
俺は溜息をつくと、「ああ…殆ど合ってるね…」 と肩をすくめた。
「はぁ…やっぱりな…。その一般女性って…あの看護婦だろう?顔はハッキリ映ってないが…」
「ああ…」
そう…の写真はレイカーズの試合を観戦している時のもので、俺がの肩を抱いてる写真だった。
少し遠くから撮ったのか顔は分かりづらかったが知り合いが見れば分かるくらいのものだった。
「お前…あの看護婦といつの間にそんな仲になってた?その上、ティナとも…!」
「ああ、ティナとの事は否定はしないけどさ?とは…あの子とは何でもないよ?
それに、この写真だけ見ればそういう関係に見えるかもしれないけど…
俺、この後に手、思い切り引っぱたかれちゃってさ~!あれは痛かったね?も加減しないから…」
と俺が笑いながら話してると、ジョーが凄い怖い顔で俺を睨んでいるのに気付いた。
「お前は…何をそんなに楽しそうに話してるんだ?呑気だな、ほんとに!」
「だってさ…別にとは本当に何でもないし」
「実際に何かあったかないかは、関係ないんだ!大事なのは、この雑誌を読んだ人間が、どう思うかだろうが?」
「まあ…そりゃね…。あ…ヤベ…のとこにもマスコミ行くかな?」
俺はその事に気づいた。
ジョーは思い切り溜息をついて俺を見ると、
「ああ…多分な?すでに、どこの誰かくらいは調べてあるかもしれないし…」
「ええ?マズイよ…。、何も知らないのに…」
「お前が悪いんだろ?あっちにも、こっちにも手を出すから!」
「別に…あっちにも、こっちにも出してないって」
「だから、実際に手を出したかどうかなんて、この際どっちでもいいんだぁーー!!」
ジョーはだんだん興奮してきたのか顔を真っ赤にして怒鳴った。
俺は耳を指で塞ぐと、「…ジョー…あまり怒ると…血圧上がって血管切れるぞ?」 と呟いた。
「だ、誰が怒らせてるんだ!誰が!!」
「…俺?」
「………!!!(ピキ…激怒っ)そこで素直に答えるなぁーーーあ!」
そこにスタッフが驚いた顔で入って来た。
「あ、あの…そろそろ…スタンバイなんですけど…」
「ああ、今行くよ」
俺はそのスタッフにニッコリ微笑むとジョーの肩にポンと手を置いて、
「説教なら後で聞くからさ…?まずはその雑誌にせめての記事を載せるのだけはやめてもらってよ。できるだろ?それくらいは」
ジョーは呆れた顔で俺を見ると、
「それは…どうにかするよ…。彼女も身に覚えもないのにパパラッチに追われるのも可愛そうだしな…
一般人だから…何とかなるかもしれないけど…」
「ほんと?じゃ、そういう事で頼むよ!の病院までバレたら俺も会いに行けないだろ?」
俺が笑顔で、そう言うと、またジョーの頭から湯気が上がりそうなくらい、彼は顔を真っ赤にした。
「おま…!また会いに行く気かぁ?!」
俺は笑いながら手を振ると、「まあまあ…とにかく頼んだよ?」 と言ってスタジオの方へと歩いて行った―
「今日は、ご馳走様!」
「ああ」
ダニーとの食事の帰り、私は家まで送って来てもらった。
「ちょっと遅くなっちゃったかな?」
「ううん…大丈夫よ?明日は夜勤だから朝は寝坊できるし…」
「そう?じゃ…ゆっくり休んで…」
ダニーは、そう言うと私を抱きしめて優しくキスをしてくれた。
それでも前の触れるだけのキスとは違って、最近は求めるような激しいキスをするようになって私も少し戸惑ってるんだけど…
ダニーはキスの後にそっと唇を離すと最後に軽くチュっとキスをしてくれた。
「じゃ…おやすみ。また…時間出来たら会いに行くし…電話もする」
「うん。私も…」
私がそう言うとダニーはちょっと微笑んで車に乗り込んだ。
エンジンをかけてから、私の方に軽く手を振るとダニーは車を発進させて帰って行った。
「ふぅ…」
私は少しワインを飲みすぎたせいで軽く酔っていた。
足がちょっとフラつく程度だけど何とかゆっくり階段を上がろうとしてアパートの中へと入って行こうとした、その瞬間、
いきなり腕を引っ張られた。
「キャ…!!」
「シィ…!おれ、おれ!レオだよ?」
「……っ?!」
私は腕を掴んで私を抱きすくめた、その男の顔を見て驚いた。
「レ…オ…?」
「ああ…久し振り」
レオは笑顔でサングラスを外すと私の頬を軽く撫でた。
「ちょ…離してよ…!」
頬を撫でるレオの手を掴んで離すと彼はちょっと悲しげな顔で、「久し振りの時くらい優しくしてくれないの?」 と言って肩を竦めた。
「そ、それより…何で、あなたがここにいるのよ?何だか…髪型も違って…前に戻ったみたいよ?」
「ああ、今の映画の役のせいで髪型変えたんだよ。それで、やっと時間取れたから、に会いに来たんだ。
病院に電話したら、もう帰ったって言うし家まで来てみたらいないし…。
どうしようかなって下に下りて来たら、まさにダニエルとの熱烈ラブシーン中だったってわけ」
私はそう言われて顔が真っ赤になった。
「み、見てたの?!」
「見てたっていうよりは…見ちゃったって感じだけどさ…?」
レオは苦笑しながら言った。
「な…最低・…!」
私はレオの掴んでる腕を振り払うと家に戻ろうとした。
「あ、待ってよ…!話があるんだ…」
レオが、また私の腕を掴む。
「何よ?」
私が怖い顔で振り向くとレオは何だか優しい顔で微笑んだ。
「良かった…。もう、すっかり風邪、治ったみたいだね?」
「あ…うん…。あの…っ そうだ、この前は…ありがとう…看病してくれて」
私がちょっと上目遣いでレオを見上げるとレオは嬉しそうに笑った。
「いいんだ…俺が風邪引かせちゃったようなものだし…」
「え?そんな事は…」
「あ、それより…ここで話してるのマズイんだ。の部屋で話せない?」
「え?!」
いきなり、そう言われて私は驚いた。
「な、何で部屋で…?今、ここで話してよ…っ」
「だって…誰が見てるか分からないだろ?」
「誰かって…誰…?」
「だから…パパラッチ?」
「……!」
私は驚いて固まってしまった。
レオは私の頭をクシャっと撫でると、
「最近、俺どうも張り付かれてるらしくてさ?だからの部屋に行こう?それとも…何か意識しちゃうとか?」
レオはいつものようにニヤリと笑うと私の頬をつついてきた。
「ちょ…やめてよ!別に意識なんてしてないったら…!い、いいわよ?うちで話したって…」
私はそう言うと、アパートの中に入って行った。
レオも苦笑しながら私の後ろをついてくる。
も、もう…!!何で、こうなるわけ?!
まさか家に来るとは思ってなかったわよ…っ不意打ちだわ…
私はヤケクソな気持ちで部屋の鍵を開けた。
「どーぞ!!」
「お邪魔しまーす!」
レオはあの雨の日と同じようにそう言うとリビングへと入って行った。
私はドアを閉める前に左右を確認して誰もいない事を確めてから静かにドアを閉めた。
レオはベランダに出て、「う~ん…海の匂いがホっとするな」 なんて言いながら伸びをしている。
「ちょっと…!パパラッチが心配なら外に出ないでよ…っ」
私はそう言ってレオの腕を引っ張った。
するとレオは笑いながら肩をすくめる。
「ああ、あれ?嘘だよ、嘘!」
「…はあ?!」
「の部屋に入る為の口実?」
「―――!!」
私は頭に来て言葉にならないくらいだった。
「あ…怒っちゃった?」
レオはちょっと私の顔を覗きこむようにして様子を伺っている。
「あ、あ、当たり前でしょ?!いったい何を考えてるのよ!!!」
「何って…のこと?」
「……(プチ…ッ怒)」
「あ…今、プチって切れた?」
レオが笑いながら私の額を指さした。
「い、い、いいかげんに…っ」
「シィー。…夜中にそう怒鳴っちゃ近所迷惑だよ?」
レオは人さし指を私の唇に当ててそう言った。
「だ、誰が怒鳴らせてるのよ…!」
「…俺?」
私はあまりに腹が立って、レオの頬を思い切りつねってやった。
「ぃたた…っ痛いってば…」
「で?!いったい何の用?!会いに来ただけなんて言ったら引っぱたくわよ?!」
「ったく…相変わらず、怖いな、は…」
レオは苦笑しながら私のつねっている手をそっと外す。
「ま、そこが可愛いんだけどさ?」
そう言うとレオが素早く私の頬にキスをした。
「ちょっと…!」
「いいだろ?頬にくらい…。久し振りなんだから…」
急にレオが悲しそうな顔で、そんな事を言うから私は怒るに怒れなくなった
「別に…会いたくもなかったわ!」
「ほんとに?寂しいとか思わなかった?」
そっぽを向いた私の顔をまた覗き込むようにしてレオが言った。
「ええ、ちっとも!静かで毎日が幸せだったわよ!」
私が、そう言うとレオがいきなり黙ってしまって思わず彼の方を見た。
すると、レオは少し悲しそうな顔で、「俺は…寂しかったんだけど…」 と呟いた。
「え…?」
するといきなりレオに抱きしめられて、私は驚いた。
「ちょっと…っ。何で、あなたは、すぐ…っ」
「ちょっとだけだから…」
「ちょっとだけって…!」
「お願い」
(お、お願いって…)
私はレオのそんな寂しそうな言葉を聞いた事がなくて戸惑っていた。
(もう…ほんと…この人って私を困らせる為だけに存在してるみたい…)
私は少しの間、レオの腕の中で大人しくしていた。
少しづつレオの体温が私の体に伝わってきて、そのうちドキドキしてくる。
ダ、ダメだ…
このままだと、また流されてしまう…
私はレオの胸から顔を上げようとした。
だけど、それをレオは止めるように抱きしめる腕に力をいれてくる。
「ちょっと…」
「…ん…もう少し…」
(も、もう少しって言われても…)
私は仕方なく、そのまま顔をレオの胸に戻した。
すると、かすかにレオの心音が聞こえてくる。
(レオも…ドキドキしてる…私と同じくらい…?)
それを感じると、また私もドキドキが早くなってしまう。
レオが私の頭を優しく撫でて、軽くキスをしているのが分かる。
何で…この人はこんな風に愛しい人を抱くように私を抱きしめるんだろう…?
そんな事をされると本当に勘違いしちゃうよ…
「あの…っ」
私がそう言いかけるとレオがそっと私を解放した。
「はぁ…」
ホっとして思わず息を吐き出すとレオがクスクスと笑った。
「な、何よ…」
「ごめん…」
そう言うとレオは笑うのをやめた。
私は何だか喉が渇いてしまって冷蔵庫からビールを取り出した。
「はい…」
「え?ああ…さんきゅ!」
レオは笑顔でビールを受け取り、それを美味しそうに飲みながら、またベランダの方に出た。
私もベランダに出ると、ビールを飲みながら、チェアーに腰をかける。
「「あの…」」
二人同時に話し出して顔を見合わせた。
「ぷ…っ。な、何?」
「いや…からでいいよ?」
レオも笑いながら私を見ている。
私もちょっと笑いながらレオを見た。
「あの…マークが…寂しがってるの…。あなたに…会いたいって…」
「ああ、俺も今、マークの事を聞こうとしたんだ」
レオはそう言って微笑むと、
「今、クランクインしたばっかで…昼間とか時間がとれなくてさ。気にはなってたんだけど…」
「え?」
「何度も…病院に電話しようと思ってたんだ」
私はちょっと驚いてレオを見た。
「あ、グッズ…届いた?」
「え?ああ…うん。マーク、凄く喜んじゃって…もう大騒ぎよ?あなたにお礼が言いたいって毎日ボヤいてる…」
「そっか…。良かった…喜んでくれて」
レオはそう言って凄く嬉しそうな顔で笑った。
私はその笑顔にドキっとして慌てて目をそらすと、「そ、それで…今夜は本当に何の用?マークのこと?」 と聞いた。
するとレオは少し目を伏せて、「ああ、あのさ。さっきの…パパラッチの件…実はほんとでさ…」 と言った。
「え?!」
「ごめん。の記事も出ちゃいそうなんだ…」
私は唖然とした。
記事に出る…?
記事って…ゴシップ雑誌とか?!
私は立ち上がって、レオの隣に行った。
「だ、だって私とあなたは何の関係も…!!」
「そうなんだけど…どっかのカメラ小僧がバスケの試合見てるとこ隠し撮りしたらしくてさ…それをゴシップ雑誌に売られたってわけ」
「そんな…」
「ごめん…」
レオは本当にすまなそうな顔で私を見た。
「一応、記事を止めて貰うようにお願いしたんだけど、その雑誌明日が発売日で…写真だけは掲載されるみたいなんだ。
あ、でも…の仕事場とか名前とかは一切バレてないから…」
「あ、うん…」
私は実感も沸かなくて何となく気の抜けた返事をした。
「…怒ってる?」
「え?」
見るとレオは申しわけなさそうな顔で私を見ている。
その顔が何だか可愛くて私は思わず吹き出してしまった。
「やだ…!私が今更怒ろうと、あなたは、どうせ気にしないでしょ?いつも、そうじゃないの?」
「ええ…?そんな事ないだろ?俺だって気にするよ、これでも…。一般人のを、そんな事に巻き込んじゃったらさ…
仕事だって差しつかえるだろうし…ここにもマスコミが、わんさか来ると困るだろ?」
「そ、そりゃ困るけど…私とあなたは別に何の関係もないのに?」
「そんなの、あいつらには関係ないんだよ。要は読み手が興味を持つような記事を載せることなんだから。。。
真実なんてあいつらには無意味なんだよ」
レオは少し怒った口調で言い捨てた。
私はちょっと驚いてレオを見ると、すぐに優しく微笑んで私の頭をそっと抱き寄せた。
「わ…な、何よ…?」
「いいから、いいから」
「何がいいのよ…?用事…それだけなら分かったから…もう帰ったら?明日も撮影なんでしょ?」
私は抱き寄せられた頭を起こそうとしながら、そう言った。
それでもレオは私の頭をガッチリ抱き寄せたまま、
「でもさぁ~。俺、車なんだよね?しかも俺、今ビール一本飲んじゃったし?運転できないんだよなぁ~」
「な…!あ!!あなた、それ分かってて…!」
私が怒るとレオはクスクスと笑っている。
も、、もぉーー!!確信犯だわ!
車なの分かってて私の出したビール飲んだんだ…!
何で、そう言う事に頭が回るのよ…!
「だから、もう少し酔いが覚めるまでここにいさせてくれる?」
レオはそう言うと私の頭にそっと唇をつけてくる。
「うわ、も、もう!離してってば!ほんと腹の立つったら…大嫌い!!」
「大嫌いでもいいよ?大嫌いってのは、本当は好きの裏返しだって言うし」
「はあ?誰がそんなこと言ったのよ?!」
「俺の親友」
「は?あなたの友達って類友ね?!ほんと、しょーもない!」
「うん、うん」
私が文句を言っているのにレオは何だか嬉しそうに頷いている。
(何なの?ほんとに…っ)
その時、レオが私の肩も抱き寄せて耳元で囁いた。
「どうせなら…パパラッチが想像してるような関係に本当になっちゃおうか?」
「は…は?!」
「だって身に覚えのないことだと嫌だろうけどさ?身に覚えがあれば一緒に耐えられるだろ?」
「な、な、何をくだらない事…っ」
そう言った瞬間、レオは私をいきなり抱き上げた。
「キャ…っちょっと…!」
「あれ…この前より軽くなったよ?痩せた?」
「そ、そんな事より、下ろしてよ…!!」
「や~だ」
「……!」
レオはそのまま部屋の中へと入ると、真っ直ぐ私の寝室へと歩いて行った。
「ちょっと…!やめてよ!」
「いいから、いいから」
「ちっとも、よくない!」
人が怒ってるのに、レオはどこ吹く風で私をベッドにそっと寝かせた。
すぐに起き上がろうとするとレオは私の肩を押さえ込んでチュっと頬にキスをしてきた。
「うわ…やめてったら…怒るわよ?!」
「…もう、怒ってる…」
「…そ、それはっ」
「…そんなに俺が嫌い?」
「え?!」
レオが悲しそうな顔で聞いてきて私は言葉に詰まった。
それでもキッと彼を睨むと、「ええ、そりゃ~もう…大…じゃなくて嫌いよ、嫌い!」 と言った。
てっきりレオも何か反撃してくるかと思ったのに彼は何も言わず、ただ悲しそうな顔で私を見ている。
「な、何よ…
「何だか…今、ちょっと胸が痛かった…」
「は?」
「なんだろ…これって」
「し、知らないわよ…。それより腕放してよ」
私は何だか前よりレオのことを怖いとか思わなくなっていた。
彼は…凄く寂しがり屋なのかなぁ?と…何となくだけど…そう思ったから…
するとレオは私の頬を撫でて、ジっと私を見てくる。
私は目があってドキっとした。
「さ…」
「え…?」
「あいつの事…そんなに好きなわけ?」
「あいつ…?ダニーの…こと?」
「うん」
「そ、そりゃ…好きじゃなかったら付き合ったりなんかしないわ?」
私がそう言うとレオは腕を離してベッドの端に腰をかけた。
私は少し体を起こすと、「レオ?」 と呼んでみた。
レオは黙ったままで私は少し気になり、彼の肩にそっと手を置いた。
「何よ…急に黙らないでよ…」
レオは私の言葉に振り向くと私の頬に軽く触れてきた。
私はちょっとドキっとするも、その手を離そうとレオの腕を掴もうとした時、急にレオが立ち上がった。
「…俺…そろそろ帰らなきゃ。明日、早いんだ…」
「え?ああ、うん…」
レオの元気のない顔を見て、どうしたのかな?と思ったけど素直に帰ると言い出して少しホっとした。
「あ、あの…この前借りたシャツ…ちゃんと洗って病院に置いてあるから…」
私がそう言うと寝室を出て行こうとしたレオが振り向いた。
「それ…取りに病院に行ってもいいの…?」
「え?…ええ…。もちろん…だって、あなたのだし返さないとって思ってたから…」
「そう…じゃ、昼間、時間取れたら…病院に行くよ」
「…?…うん、そうしてくれる?」
「ああ、じゃ…も早く休んで?何だかほんとに痩せたよ?」
レオが急に心配そうな顔で私の事を見た。
「そ、そう…?この前の風邪で…最近まで食欲も戻らなかったから…かな?」
私がそう言うとレオは不意に私の額に唇をつけてきた。
「ちょ…」
文句を言おうとすると私の腰に腕を回してグイっと抱き寄せた。
そして、そのまま唇を離すと私の額にかかった髪を指ではらって、また優しく唇で触れてくる。
「あ、あの―」
「…おやすみのキスだよ?」
レオはそう言うと腰を抱き寄せていた腕をそっと離して微笑んだ。
私は何も言えないまま、黙っていると、レオが、「おやすみ…」 と言って静かに私から離れると、部屋を出て行った。
私は少しの間、その場に立っていたが、レオの車のエンジン音が聞こえて慌ててベランダに出てみた。
するとレオは車の窓を開けてこっちを見上げていたが、私が顔を出すと、嬉しそうに微笑んだ。
そして軽く手を上げると勢いよく車を発進させてアっという間に見えなくなった。
それでも車のエンジンの音だけは私の耳に暫く響いたままだった―
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ACT.7...心を与えて>>
ヲヲ、今回のは健全です(笑)
爽やか?(笑)(そうか?)
今回のレオ様、何だかちょっと可愛いチックで・・・・っ(笑)(そうか?)
微妙に心が動いたような動いてないような・・・・曖昧・・・・ああ曖昧・・・
しっかしトビーが何だかオーリーキャラっぽくなってるんですけど(笑)
私のイメージ、あんな感じじゃないのに何でかトビーを書くと
あんなキャラになってしまう~~・・・っ
レオがクール過ぎるからか?(笑)
私は何気に、ジョーが好きです(笑)
書きやすいんです、ああいうキャラ。
ほんと、これが小説じゃなくて漫画だとしたら彼の額には怒りマークがピキピキと
何個出るか・・・ってな勢いですわ、アッハッハ。
きっと、このレオのマネージャーやってたら将来ゲッパーでしょうね?
つか、ちゃびんね?ちゃびん(笑)・・・・ジョーちゃびん(笑)(一人遊び)
(私のバイト先では、ハゲの事を、"ちゃびん"と呼ぶようにしています。笑)
本日も皆様に楽しんでいただければ幸いです。
日々の感謝を込めて...
【C-MOON...管理人:HANAZO】
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